松村呉春(読み)まつむらごしゅん

精選版 日本国語大辞典 「松村呉春」の意味・読み・例文・類語

まつむら‐ごしゅん【松村呉春】

江戸後期の画家京都の人。号、月渓。のち、画姓を呉、画名を春と改む南画円山派とを総合した独自の画風確立四条派の祖となる。代表作「群山露頂図襖」「柳鷺群禽図屏風」。宝暦二~文化八年(一七五二‐一八一一

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松村呉春」の解説

松村呉春 まつむら-ごしゅん

松村月渓(まつむら-げっけい)

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百科事典マイペディア 「松村呉春」の意味・わかりやすい解説

松村呉春【まつむらごしゅん】

呉春

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「松村呉春」の解説

松村呉春
まつむらごしゅん

呉春(ごしゅん)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「松村呉春」の意味・わかりやすい解説

松村呉春
まつむらごしゅん

松村月渓

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「松村呉春」の意味・わかりやすい解説

松村呉春
まつむらごしゅん

呉春」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の松村呉春の言及

【呉春】より

…江戸中期の画家。四条派の創始者。本姓は松村,通称は文蔵,初名は豊昌,字は允白,伯望。月渓,蕉雨亭,百昌堂と号す。京都金座の年寄役の長男として生まれ,その平役となる。画技ははじめ大西酔月に学び,1774年(安永3)ごろ与謝蕪村について画と俳諧を修める。81年(天明1)摂津の池田へ移り,翌年の春,池田の古名呉服里(くれはのさと)にちなんで姓を呉,名を春と改めた。この池田時代,呉春は蕪村から学んだ技法に平明な自然観察を加味して,新しい画風を確立した。…

※「松村呉春」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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