松林寺村(読み)しようりんじむら

日本歴史地名大系 「松林寺村」の解説

松林寺村
しようりんじむら

[現在地名]石鳥谷町松林寺

奥羽山脈の山裾から耕地が開けるところにあり、東と北は大興寺だいこうじ村。かつては大興寺村長谷堂はせどう村と一村で、葛岡くずおか村と称したという(管轄地誌)。元和八年(一六二二)一〇月二五日の南部利直蔵入物成申付状(花巻宗青寺文書)に松林寺の地名が記される。正保国絵図に村名があり、高一五石余。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付では蔵入高一七石余、七ヵ年平均の免は三ツ七分九厘四毛。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android