松田二郎(読み)マツダ ジロウ

20世紀日本人名事典 「松田二郎」の解説

松田 二郎
マツダ ジロウ

大正・昭和期の司法官僚 元・最高裁判事。



生年
明治33(1900)年7月30日

没年
昭和63(1988)年4月3日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部法律学科〔大正14年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔昭和16年〕

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和45年〕

経歴
昭和33年東京高裁判事、35年東京地裁所長、37年大阪高裁長官、39年最高裁判事を歴任し、45年退官。著書に「株式会社の基礎理論」「株式会社法の理論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松田二郎」の解説

松田二郎 まつだ-じろう

1900-1988 大正-昭和時代の裁判官,法学者。
明治33年7月30日生まれ。東京地裁所長,大阪高裁長官などをへて,昭和39年最高裁判事となる。戦後の商法改正で中心的役割をはたし,東京地裁時代には交通,手形,特許の専門部を新設して裁判の迅速化をはかった。昭和63年4月3日死去。87歳。静岡県出身。東京帝大卒。著作に「株式会社の基礎理論」「会社更生法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android