松菊(読み)ショウキク

精選版 日本国語大辞典 「松菊」の意味・読み・例文・類語

しょう‐きく【松菊】

  1. 〘 名詞 〙 松と菊。
    1. [初出の実例]「松菊吾当主人、朱門雖富不貧」(出典新編覆醤集(1676)二・退隠)
    2. [その他の文献]〔王維‐晩春答厳少尹諸公見過詩〕

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普及版 字通 「松菊」の読み・字形・画数・意味

【松菊】しようきく

松と菊。晋・陶潜〔帰去来の辞〕三徑(くわう)に就けども ほ存せり 幼を携へて室に入れば 酒りて(そん)に盈(み)てり

字通「松」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の松菊の言及

【木戸孝允】より

…長州藩出身。初め桂小五郎のち木戸貫治ついで準一郎,孝允と改名,号は松菊。1849年(嘉永2)吉田松陰の門下となり,52年江戸に出て斎藤弥九郎の塾で修業。…

※「松菊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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