デジタル大辞泉 「松」の意味・読み・例文・類語
まつ【松】
2
3
「月のない晩だったから、私は―などお持たせするように言いつけた」〈堀辰雄・ほととぎす〉
4 紋所の名。松の幹・枝・葉または松かさを図案化したもの。
5 遊女の最高の位。松の位。
「この子は―に極めて」〈浮・武家義理・四〉
6 マツタケをいう女房詞。
[補説]和歌では「待つ」と掛けて用いられる。
「立ち別れいなばの山の峰におふるまつとし聞かば今かへりこむ」〈古今・離別〉
[下接語]
[類語]若松・這松・五葉松・黒松・赤松・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報