松野彦助(読み)まつの ひこすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松野彦助」の解説

松野彦助 まつの-ひこすけ

1625-1675 江戸時代前期の農民
寛永2年生まれ。遠江(とおとうみ)(静岡県)麤玉郡(あらたまぐん)新原(しんぱら)村の人。延宝3年彦助堤の築堤で同村一帯の開発がすすめられた。堤の名の由来は,工事現場の土地が彦助所有だったためとも,困難をきわめた工事を完成させるため,彦助が激流に身をなげ人柱になったためともいわれる。延宝3年死去。51歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android