板場跡(読み)いたばあと

日本歴史地名大系 「板場跡」の解説

板場跡
いたばあと

[現在地名]岩国市川西一丁目

川西(かわにし)町の川手の町と縦町との東角にあった圧搾工場。菜種や棉の実から油を採取していたが、寛政一二年(一八〇〇)岩国藩は領内生産の櫨の実を統制、買い上げてこの板場で製蝋加工し、蝋の専売を始めた。翌年藩は「川西町原与兵衛、屋敷抱之内板場に被仰付、諸世話を始、悉皆心遣御用立候に付、一代当町大年寄格、板場惣名代に被仰付候事」(諸証文帳)と、原与兵衛に町人として最高の待遇を与えている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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