デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板振鎌束」の解説 板振鎌束 いたふりの-かまつか ?-? 奈良時代の官吏。天平宝字(てんぴょうほうじ)7年(763)遣渤海(ぼっかい)使の船師として帰国途上,暴風にあう。原因が異国の婦女らの乗船にあるとして4人を海になげこみ,帰国後投獄される。孝謙天皇のとき笛譜「清瀬宮経」をつたえた板持(いたもちの)鎌束と同一人物か。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例