析空(読み)しゃっくう

精選版 日本国語大辞典 「析空」の意味・読み・例文・類語

しゃっ‐くうシャク‥【析空】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゃく」は「析」の呉音 ) 仏語。さまざまな存在(法)を分析して、結局空なのだと知ること。また、分析の結果あらわれた空。
    1. [初出の実例]「倶用拙度折空之智、折実五陰同帰偏真」(出典:天台法華宗義集(830)教門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む