析空(読み)しゃっくう

精選版 日本国語大辞典 「析空」の意味・読み・例文・類語

しゃっ‐くうシャク‥【析空】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゃく」は「析」の呉音 ) 仏語。さまざまな存在(法)を分析して、結局空なのだと知ること。また、分析の結果あらわれた空。
    1. [初出の実例]「倶用拙度折空之智、折実五陰同帰偏真」(出典:天台法華宗義集(830)教門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android