林是(読み)ハヤシ ナオシ

20世紀日本人名事典 「林是」の解説

林 是
ハヤシ ナオシ

昭和期の彫刻家



生年
明治39(1906)年4月28日

没年
昭和49(1974)年6月23日

出生地
東京市本郷区龍岡町

学歴〔年〕
東京美術学校彫刻科本科塑造部〔昭和7年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本美術院賞〔昭和8年〕

経歴
美術学校在学中の昭和2年同窓生らと彫刻グループ・沈爾留(ちんじる)を結成、毎年グループ展を開く。同じく在学中の4年院展に初入選して同展に出品を続け、8年日本美術院賞を受ける。12年日本美術院を退き、日本彫刻家協会の創立参加。21〜23年二科会彫刻部会員、25年行動美術協会の彫刻部新設にあたりその創立会員となった。参考文献向井良吉「林是さんを送る」「第29回行動美術展目録」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林是」の解説

林是 はやし-なおし

1906-1974 昭和時代の彫刻家。
明治39年4月28日生まれ。東京美術学校(現東京芸大)在学中の昭和2年同窓生のグループ「沈爾留(ちんじる)」をつくり,彫刻展を毎年開催。8年日本美術院賞。12年日本彫刻家協会創立に参加。戦後は行動美術協会彫刻部の創立会員となった。昭和49年6月23日死去。68歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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