林檎天牛(読み)りんごかみきり

精選版 日本国語大辞典 「林檎天牛」の意味・読み・例文・類語

りんご‐かみきり【林檎天牛】

  1. 〘 名詞 〙 カミキリムシ科の甲虫。体は細長い筒形、全長一・五センチメートル内外。頭部触角は黒く、前胸部は黄褐色。前ばねには小さな点刻があり、両側に黒条が走る。五~七月に出現幼虫リンゴなどの枝に食い入って害を与える。山地よりも平地の神社や公園などのサクラ並木に多く、夕方、梢のまわりを波打つように飛ぶ。日本各地、朝鮮半島、中国東北部に分布。〔日本昆虫学(1898)〕

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