林間村(読み)りんまむら

日本歴史地名大系 「林間村」の解説

林間村
りんまむら

[現在地名]足助町林間

足助川の支流今朝平けさだいら川に沿い、東は婦香利ふこうり村、南は千野ちの村・中之御所なかのごしよ村・今朝平村、西から北にかけて越田和こいだわ村に接する。美濃街道が今朝平川左岸を通り、集落は谷地形の山麓点在。現国道一五三号が今朝平川右岸を通る。寛永一二年(一六三五)当時、酒呑しやちのみ(現豊田市)に陣屋を置く旗本鈴木友之助知行地。元禄一四年(一七〇一)幕府直轄地、宝永二年(一七〇五)吉田藩領となって幕末まで続く。

浄土宗如来によらい寺が集落のほぼ中央にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android