果の日(読み)はてのひ

精選版 日本国語大辞典 「果の日」の意味・読み・例文・類語

はて【果】 の 日(ひ)

① 人の死後の喪(も)の終わりの日。
書紀(720)持統二年二月(北野本訓)「国忌日(ハテノひ)に取(あた)らむ毎に、要(かなら)ず斎(をかみ)すべし」
法華八講などの、法会の終わりの日。
源氏(1001‐14頃)賢木「はての日は、わか御事を結願にて、世をそむき給よし仏に申させ給に」
③ 一年、または一月の終わりの日。みそか。おおみそか。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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