果蓏(読み)カラ

デジタル大辞泉 「果蓏」の意味・読み・例文・類語

か‐ら〔クワ‐〕【果×蓏】

《「果」は樹木になる実、「蓏」はつる草になる実》木の実と草の実。

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精選版 日本国語大辞典 「果蓏」の意味・読み・例文・類語

か‐らクヮ‥【果&JISF8D9;・菓&JISF8D9;】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「果」は、樹木になる実で、「蓏」は、うりなど、つる状の植物になる実 ) 木の実と草の実。
    1. [初出の実例]「採薪及果蓏の心を多く歌に読り」(出典:康頼宝物集(1179頃)下)
    2. 「時として菓蓏(クラ)なんど送れば請」(出典:浮世草子・近代艷隠者(1686)二)
    3. [その他の文献]〔周礼‐天官・甸師〕

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