柳にやる(読み)やなぎにやる

精選版 日本国語大辞典 「柳にやる」の意味・読み・例文・類語

やなぎ【柳】 に やる

  1. やなぎ(柳)に受ける
    1. [初出の実例]「柳にやれや人の世中 ちは文を花に付るはことふりて」(出典:俳諧・犬子集(1633)一一)
  2. 故意駕籠(かご)を遅く進めることをいう、駕籠かき仲間の隠語
    1. [初出の実例]「おそくやる事を柳にやるといひやすを、素人が知ってゐやすから、今はね、あさぎにやるといひやす」(出典:洒落本・品川楊枝(1799))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む