柳沢信鴻(読み)やなぎさわ のぶとき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柳沢信鴻」の解説

柳沢信鴻 やなぎさわ-のぶとき

1724-1792 江戸時代中期の大名,俳人
享保(きょうほう)9年10月29日生まれ。柳沢吉里次男。延享2年大和(奈良県)郡山(こおりやま)藩主柳沢家2代となる。俳諧(はいかい)を国枝曲笠(きょくりつ),岡田米仲(べいちゅう)らにまなび,江戸俳壇で活躍した。寛政4年3月3日死去。69歳。初名は義稠(ともあつ)。号は米翁,月村所,蘇明山人など,隠居後は香山句集に「蘇明山荘発句藻」,日記に「宴遊日記」など。

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367日誕生日大事典 「柳沢信鴻」の解説

柳沢信鴻 (やなぎさわのぶとき)

生年月日:1724年10月29日
江戸時代中期の大名
1792年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の柳沢信鴻の言及

【致仕】より

…死後藩主に戻された)の場合など,領地を与えられて老後の保障を受ける特殊な例もあったが,普通は藩主より年々一定の米金を受けて生活する。なお,堅苦しい藩主の地位から解放されて悠々自適の生活に入り,ことに観劇,園遊等を楽しむ余生を送った柳沢信鴻(のぶとき)のような人物もいた。【上野 秀治】。…

※「柳沢信鴻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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