日本歴史地名大系 「柳河明証図会」の解説 柳河明証図会やながわめいしようずえ 二冊 西原一甫著成立 文政九年一〇月以降原本 柳川古文書館解説 江戸から柳川に帰った西原一甫が各地の名所図会に倣って執筆した地誌。元来柳川藩領全域を執筆する予定であったと考えられるが、柳川城下周辺の記述のみで未完に終わっている。柳川城や城下町、藩の諸施設、寺社・古跡などを考証的に記述する。三七図ある挿絵は古賀富次郎南汀が描いたとされる。城制については、江戸の耽奇会で一甫と交流のあった山崎美成の答書が掲載されている。活字本 柳川郷土史会「柳河明証図会」、北島憲一「よみやすい柳河明証図会」、「柳川市史」史料編I 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by