柳生の徳政碑

山川 日本史小辞典 改訂新版 「柳生の徳政碑」の解説

柳生の徳政碑
やぎゅうのとくせいひ

奈良市柳生町の柳生街道沿いの疱瘡(ほうそう)地蔵とよばれる巨石に刻まれた碑文。地蔵像の右下に「正長元年ヨリサキ者カンヘ四カンカウニヲヰメアルヘカラス」と記される。1428年(正長元)以前,神戸四箇(かんべしかん)郷の大柳生(おおやぎゅう)・阪(坂)原・小柳生・邑地(おおじ)ではいっさい負債がないというもので,正長の土一揆で興福寺が徳政令を発布したことを示す。農民側の史料として貴重。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

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