柴山八幡社(読み)しばやまはちまんしや

日本歴史地名大系 「柴山八幡社」の解説

柴山八幡社
しばやまはちまんしや

[現在地名]千歳村柴山 宮園

大野川北岸の台地上にある。祭神仲哀天皇・応神天皇・神功皇后・比売大神。旧郷社。応永一二年(一四〇五)五月三日の当社蔵棟札銘には「先年号建治元、次建武二年」とあり、社殿造営の最初が建治元年(一二七五)再建は建武二年(一三三五)。応永一二年の造立時には当主大友親世・同親著、当檀那椎原良昌・同潮恵が棟札に名を連ねている。宝徳二年(一四五〇)修理が行われ(当社棟木銘)、寛正四年(一四六三)再興時の造立は大友親繁らが行った(同年三月一四日「棟札」当社蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android