柴谷新田(読み)しばたにしんでん

日本歴史地名大系 「柴谷新田」の解説

柴谷新田
しばたにしんでん

[現在地名]住之江区柴谷一―二丁目・北加賀屋きたかがや五丁目など

嬰木みどりぎ新田の西に位置し、西は大阪湾に臨み、南は住吉社(現住吉区)西の入江(現在の住吉川)。もと住吉浦の寄洲であったが、東成ひがしなり天王寺てんのうじ(現天王寺区)の柴谷利兵衛が慶応元年(一八六五)に開発、翌年検地と高入をうけ新田となり、住吉郡に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android