…日本では,禅僧の漢詩文や隠逸趣味と結びついて,京都五山を中心に独自の発達をとげた。1405年(応永12)の《柴門(さいもん)新月図》(藤田美術館)を最古例に,応永年間(1394‐1428)に優品が多い。如拙,周文以降の水墨山水画の成立過程において重要な役割をはたしている。…
※「柴門新月図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...