柴門新月図(読み)さいもんしんげつず

精選版 日本国語大辞典 「柴門新月図」の意味・読み・例文・類語

さいもんしんげつず‥シンゲツヅ【柴門新月図】

  1. 詩画軸。一幅。室町時代の作。紙本墨画。縦一二九・四センチメートル、横四三・三センチメートル。杜甫(とほ)の「南隣詩」の一節主題としたもので、柴門を出た主客月下になお清話する情景青墨で描き、玉畹梵芳(ぎょくえんぼんぽう)の序と大因良由など一八人の僧が賛をしたもの。画の筆者は不明。国宝。大阪・藤田美術館蔵。

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世界大百科事典(旧版)内の柴門新月図の言及

【詩画軸】より

…日本では,禅僧の漢詩文や隠逸趣味と結びついて,京都五山を中心に独自の発達をとげた。1405年(応永12)の《柴門(さいもん)新月図》(藤田美術館)を最古例に,応永年間(1394‐1428)に優品が多い。如拙,周文以降の水墨山水画の成立過程において重要な役割をはたしている。…

※「柴門新月図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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