柴門(読み)サイモン

デジタル大辞泉 「柴門」の意味・読み・例文・類語

さい‐もん【×柴門】

しばを編んでつくった門。また、質素で閑静な住居柴扉さいひ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柴門」の意味・読み・例文・類語

さい‐もん【柴門】

  1. 〘 名詞 〙 柴で編んだ門。草庵の門。柴扉(さいひ)。また転じて、粗末な庵(いおり)
    1. [初出の実例]「柴門月静眠霜色、旅店風寒宿浪声」(出典本朝麗藻(1010か)下・暮秋於左相府宇治別業即事〈藤原道長〉)
    2. [その他の文献]〔隋書‐地理志上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「柴門」の読み・字形・画数・意味

【柴門】さいもん

しばのとぼそ。また、門をとざす。〔晋書儒林、虞喜伝〕太中、~士を以てせらるるも就かず。~高枕柴門、怡然(いぜん)として自ら足る。

字通「柴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android