精選版 日本国語大辞典 「柿本」の意味・読み・例文・類語
かき‐の‐もと【柿本】
〘名〙
※春のみやまぢ(1280)一月一日「又玄覚律師などくははりて、柿本もひかりそひぬ」
② 純正優雅な連歌のこと。有心の連歌。これに対し卑俗滑稽な連歌を「栗の本」という。
※後鳥羽院宸記‐建保三年(1215)五月一五日「有二下・栗下連歌興一。以レ銭為二懸物一。尋常句時百文、秀句時二百文取レ之」
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