栗本(読み)クリモト

精選版 日本国語大辞典 「栗本」の意味・読み・例文・類語

くり‐の‐もと【栗本】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 狂歌をよむ一派。正統な和歌をよむ一派を「柿の本」というのに対する。無心
    1. [初出の実例]「後鳥羽院御時、柿本・栗本とておかる」(出典:井蛙抄(1362‐64頃)六)
  3. 卑俗滑稽な連歌のこと。無心の連歌。純正優雅な連歌を「柿の本」というのに対する。
    1. [初出の実例]「有柿下・栗下連歌興銭為懸物」(出典:後鳥羽院宸記‐建保三年(1215)五月一五日)

くりもと【栗本】

  1. 姓氏の一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む