事典 日本の地域ブランド・名産品 「栃木の線香」の解説
栃木の線香[祭礼・和楽器]
とちぎのせんこう
主に栃木市で製造されている。栃木県での線香づくりは、旧・今市市(現・日光市)で杉の葉を材料とした線香がつくられたことに始まる。原料の杉の葉は水車を利用して粉にする。自然の香りをそのままいかしているところが特徴。最近では、線香を森林浴のかわりに使用する若者も多い。今市で発展した線香づくりは、いまもなお国内産杉粉を用いた良質な製品に受け継がれている。栃木県伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報