栄耀・栄曜(読み)えいよう

精選版 日本国語大辞典 「栄耀・栄曜」の意味・読み・例文・類語

えい‐よう ‥エウ【栄耀・栄曜】

〘名〙
① 栄えて世に時めくこと。晴れがましく結構なこと。えよう。
※凌雲集(814)言志〈淡海福良満〉「風霜日夜積、栄曜待何時
※米沢本沙石集(1283)六「隠岐御所末代の賢主明王にて、諸道を起し栄耀(エイヨウ)目出く御坐事申計なりしかば」 〔曹植‐王仲宣誄〕
② (形動) ぜいたくなこと。また、気まま勝手なさま。えよう。
こんてむつすむん地(1610)一「ゑいようにぶいくせられたるしきしんよりも、こなされたる身はなをよろこぶべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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