栗原安秀(読み)くりはら やすひで

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗原安秀」の解説

栗原安秀 くりはら-やすひで

1908-1936 昭和時代前期の軍人
明治41年11月17日生まれ。陸軍中尉。歩兵第一連隊付き。皇道派青年将校の中心となり,昭和11年の二・二六事件で機関銃隊をひきいて首相官邸襲撃軍法会議死刑判決をうけ,同年7月12日処刑された。29歳。島根県出身。陸軍士官学校卒。
格言など】余万斛(ばんこく)の怨みを呑み,怒りを含んで斃(たお)れたり(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android