旺文社世界史事典 三訂版 「核ミサイル」の解説 核ミサイルかくミサイルnuclear missile 核弾頭を塔載した慣性誘導ロケット速度は音速の20倍以上で,発射されると,誘導装置により目標に向かい,アメリカ・ロシア間を30分で飛ぶ。1957年にソ連,59年にはアメリカで試射に成功し,核問題に新たな波紋を呼んだ。射程距離により,ICBM(大陸間弾道ミサイル,6400km以上),IRBM(中距離弾道ミサイル,2400〜6400km),MRBM(準中距離弾道ミサイル,800〜2400km),SRBM(短距離弾道ミサイル,800km以下)の種類がある。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報