共同通信ニュース用語解説 「核燃料バンク」の解説
核燃料バンク
原子力発電を行う新興国や発展途上国などを対象に、国際的な枠組みで燃料となる低濃縮ウランの供給を保証する仕組み。2010年に国際原子力機関(IAEA)理事会が決議を採択、カザフスタンが誘致国に立候補し、今年6月に理事会が承認した。米国や欧州連合(EU)などが設立資金として計約1億5千万ドル(約180億円)を拠出。政治情勢に左右されずに、核燃料の安定供給を受けられるのが利点だが、先進国による核技術の独占につながるとして反発もある。(共同)
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報