根堅州国(読み)ねのかたすくに

精選版 日本国語大辞典 「根堅州国」の意味・読み・例文・類語

ね‐の‐かたすくに【根堅州国】

古事記(712)上「妣(はは)の国根之堅州国(ねのかたすくに)に罷むと欲(おも)ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「根堅州国」の意味・わかりやすい解説

根堅州国
ねのかたすくに

地底深くまた海のかなたなど,遠く現世とへだたったところにあると考えられていた世界根国黄泉国ともいう。スサノオノミコトが,父イザナギノミコトの怒りに触れて追われていったところであり,スサノオノミコトの宰領する国ともされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android