ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「根本的経験論」の意味・わかりやすい解説
根本的経験論
こんぽんてきけいけんろん
radical empiricism
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…そのほかジェームズの哲学を顕著に特色づけている実践主義,具体的経験主義,反主知主義,反形式主義なども,あるいは彼の哲学的関心が特に宗教の問題に向けられていることも,すべて〈信ずる意志〉の思想に拠っていると言える。主著には〈意識の流れ〉やジェームズ=ランゲ説の主張を盛り込んだ《心理学原理》2巻(1890),《信ずる意志》(1897),《宗教的経験の諸相》(1902),《プラグマティズム》(1907)などのほか,西田幾多郎にも影響を与えた《根本的経験論》(1912)がある。プラグマティズム【米盛 裕二】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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