根来要書(読み)ねごろようしよ

日本歴史地名大系 「根来要書」の解説

根来要書
ねごろようしよ

三冊

成立 鎌倉時代

写本 醍醐寺

解説 高野山に伝法院を興した覚鑁の時代から鎌倉時代初期にかけての大伝法院(根来寺)関係の記録・文書を集めたもの。醍醐寺本には奥書はなく、その書写年代は不詳だが、その原本となった写本の奥書が醍醐寺本上巻に記されており、「于時元応元年六月一日、為帰住大訴在京之刻、依都維那仏家院定俊房之誂、於洛陽四条坊門万里小路之宿、拭老眼而馳筆畢 禎紹」とみえ、鎌倉時代後期にはすでに成立していたことが知られ、またその成立の背景に争論があり、その証拠書類としてまとめられたことがうかがわれる。

活字本 「興教大師伝記史料全集」所収

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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