デジタル大辞泉 「根無し花」の意味・読み・例文・類語 ねなし‐ばな【根無し花】 俳諧で、草木ではないものに「花」の字をつけていう語。花鰹はながつお・花嫁など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「根無し花」の意味・読み・例文・類語 ねなし‐ばな【根無花】 〘 名詞 〙 俳諧で、実際の草木の花ではなくて、他のものに花の字を用いた語をいう。花靫(はなうつぼ)・花鰹(はながつお)・花婿・花嫁などの類。[初出の実例]「根(ネ)なし花(ハナ) 植物さし合候時、植物にならぬ花をするを云。花靱、花堅魚、花聟、花新婦、食物の花、香絵の花等なり」(出典:俳諧・誹諧名目抄(1759)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例