根白(読み)ネジロ

デジタル大辞泉 「根白」の意味・読み・例文・類語

ね‐じろ【根白】

流水に洗われるなどして草木の根の白いこと。
木鍬こくは持ち打ちし大根おほね―の白腕しろただむき」〈・下・歌謡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「根白」の意味・読み・例文・類語

ね‐じろ【根白】

  1. 〘 名詞 〙 (流水に洗われたりして)草木の根の白いこと。
    1. [初出の実例]「つぎねふ 山城女の 木鍬持ち 打ちし大根 泥士漏(ネジロ)白腕(しろただむき)」(出典古事記(712)下・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の根白の言及

【テン(貂)】より

…前者はキテンと呼ばれ,哺乳類中もっとも鮮やかな色彩である。毛皮としては,下毛の色により根赤,根白,根黄色などと区別され,根黄色が最高級品とされる。後者はスステンと呼ばれる。…

※「根白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む