格古要論(読み)かっこようろん(英語表記)Ge-gu-yao-lun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「格古要論」の意味・わかりやすい解説

格古要論
かっこようろん
Ge-gu-yao-lun

明代の曹昭が撰述した美術工芸品の評論書。洪武 20 (1387) 年全3巻が刊行され,景泰7 (1456) 年王佐に,また天順3 (1459) 年黄正位によって増補されて 13巻となった。古今楽器墨跡漆器銅器陶器染織などの名宝について論評したもので,中国美術工芸史の研究上貴重な文献。『叢書集成初編』などに所収

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android