案置(読み)あんじおき

精選版 日本国語大辞典 「案置」の意味・読み・例文・類語

あんじ‐おき【案置】

  1. 〘 名詞 〙 さきざきのことについて細かく考えておいた思案計画。転じて、むだな取り越し苦労。
    1. [初出の実例]「夏は冬の貯せず、秋は春のあんじ置もせず」(出典:浮世草子・好色万金丹(1694)四)
    2. 「嬉しやまめで生んだらばどうして育てふ、かうせうと、あんじ置は皆あだこと」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)道行)

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