案置(読み)あんじおき

精選版 日本国語大辞典 「案置」の意味・読み・例文・類語

あんじ‐おき【案置】

  1. 〘 名詞 〙 さきざきのことについて細かく考えておいた思案計画。転じて、むだな取り越し苦労。
    1. [初出の実例]「夏は冬の貯せず、秋は春のあんじ置もせず」(出典:浮世草子・好色万金丹(1694)四)
    2. 「嬉しやまめで生んだらばどうして育てふ、かうせうと、あんじ置は皆あだこと」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)道行)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む