桑幡公幸(読み)クワハタ キミユキ

20世紀日本人名事典 「桑幡公幸」の解説

桑幡 公幸
クワハタ キミユキ

明治〜昭和期の神官,書家 鹿児島神宮宮司。



生年
安政3年7月20日(1856年)

没年
昭和6(1931)年12月16日

出身地
大隅国分郷(鹿児島県)

経歴
大隅国(鹿児島県)国分郷の鹿児島神宮宮司。明治20年宮司を辞し、南洲と号して西郷隆盛(南洲)の書をよく模写した。書に「南洲書」と記したため、のち真贋騒動を巻き起こした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桑幡公幸」の解説

桑幡公幸 くわはた-きみゆき

1856-1931 明治-昭和時代前期の神職,書家。
安政3年7月20日生まれ。大隅(おおすみ)(鹿児島県)国分郷の鹿児島神宮宮司。明治20年宮司を辞し,南洲と号して西郷隆盛(南洲)の書をよく模写した。書に「南洲書」としるしたため,のち真贋(しんがん)騒動をまきおこしている。昭和6年12月16日死去。76歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android