桑浜(読み)くわはま

日本歴史地名大系 「桑浜」の解説

桑浜
くわはま

[現在地名]雄勝町桑浜くわのはま

たつ浜の南方、雄勝半島の南端にあり外洋に面する。南端は白銀しろがね崎、東部に羽坂はざか集落がある。正保元禄・天保の各郷帳や旧高旧領取調帳に村名はみえない。地誌類などには記載され、明治五年(一八七二)には第一二大区小七区に属して、立浜のうち桑浜とある。「封内風土記」に村名がみえ、戸数二七。文政一一年(一八二八)の高は畑のみで九三六文、人頭三〇人、人数一九四(「桃生南北本吉南方風土記」及川徳松家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android