デジタル大辞泉 「布海苔」の意味・読み・例文・類語 ふ‐のり【布海=苔/海=蘿】 フノリ科の紅藻の総称。フクロフノリ・マフノリ・ハナフノリなどがある。主に波の荒い外海の岩などに、冬から春にかけて繁茂。体は暗紅色か黄紅色の円柱状などで、枝分かれする。板状に加工され、煮溶かして主に絹物の仕上げ糊のりとして用いる。また食用にし、味噌汁などに入れる。《季 夏》[類語]藻・緑藻・緑藻植物・紅藻・紅藻植物・褐藻・青味泥あおみどろ・青海苔・海苔・馬尾藻ほんだわら・鹿尾菜ひじき・水雲もずく・若布・昆布・荒布・毬藻 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「布海苔」の意味・読み・例文・類語 ふ‐のり【布海苔・海蘿】 〘 名詞 〙 紅藻類フノリ科の海藻の総称。海岸の岩礁に着生する。マフノリは数回叉状に分岐して中実、ハナフノリは羽状に密に分岐、フクロフノリは中空の円柱状でところどころがくびれる。煮汁を布地ののりづけに用いる。《 季語・夏 》[初出の実例]「不乃利三斗一升 直六十五文」(出典:正倉院文書‐天平一一年(739)八月一一日・写経司解) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
動植物名よみかた辞典 普及版 「布海苔」の解説 布海苔 (フノリ) 植物。フノリ科フノリ属の海藻の総称 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報 Sponserd by