桑野木田村(読み)くわのきだむら

日本歴史地名大系 「桑野木田村」の解説

桑野木田村
くわのきだむら

[現在地名]柏村桑野木田

北は川端かわばた姥ヶ島うばがしま村、東の岩木川対岸の大巻おおまき(現北津軽郡鶴田町)との間に船渡場があった。田圃を隔てて南は木筒きづつ(現鶴田町)、西は小中野こなかの(現森田村)へ通じる。桑野木田村は現在の俗称した町、下町の南にできた支村で俗称うるし派立のかみ派立、支村の俗称小和巻こわまき、小中野の四集落からなっていたという(柏村郷土史)

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎いなか郡の新田に「桑木田村」と「木筒村」がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android