桜井政太郎(読み)さくらい まさたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桜井政太郎」の解説

桜井政太郎 さくらい-まさたろう

1937- 昭和後期-平成時代の教育者,社会福祉運動家。
昭和12年1月7日生まれ。小学生のとき視覚障害者となる。東京教育大卒業後,岩手県立盲学校の理療科教員となる。日本盲人連合会評議員などを歴任し,視覚障害者福祉運動に尽くす。「触って知る」ことを大切にして,長年にわたって収集・製作した3000点の資料もとに「手でみる博物館(桜井博物館)」を自宅に開設する。9年岩手日報文化賞。13年点字毎日文化賞。障害者の知識向上に貢献したとして,19年吉川英治文化賞。20年鳥居賞。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android