日本大百科全書(ニッポニカ) 「桜宮公園」の意味・わかりやすい解説 桜宮公園さくらのみやこうえん 大阪市都島区(みやこじまく)にあった公園。桜宮橋を中心とする淀川(よどがわ)(大川)左岸南北1.5キロメートルの間を埋め立て、1939年(昭和14)に開園。江戸時代は大坂随一のサクラの名所で、付近の水は飲料水として売られていた。対岸の造幣局のサクラ並木は「通り抜け」として有名である。現在は上流の毛馬洗堰(けまあらいぜき)から下流の天満(てんま)橋までの沿岸4.2キロメートルをリバーサイドパーク毛馬桜之宮公園として公園化している。[安井 司] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例