桜宮公園(読み)さくらのみやこうえん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「桜宮公園」の意味・わかりやすい解説

桜宮公園
さくらのみやこうえん

大阪市都島区(みやこじまく)にあった公園。桜宮橋を中心とする淀川(よどがわ)(大川)左岸南北1.5キロメートルの間を埋め立て、1939年(昭和14)に開園。江戸時代は大坂随一のサクラ名所で、付近の水は飲料水として売られていた。対岸造幣局のサクラ並木は「通り抜け」として有名である。現在は上流の毛馬洗堰(けまあらいぜき)から下流天満(てんま)橋までの沿岸4.2キロメートルをリバーサイドパーク毛馬桜之宮公園として公園化している。

安井 司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android