桜野(読み)さくらの

日本歴史地名大系 「桜野」の解説

桜野
さくらの

南北朝期の史料に見える地名。現入山いりやまの桜野にあたる。正平七年(一三五二)正月日の伊達景宗軍忠(駿河伊達文書)に「桜野」とあり、当地での合戦における軍忠を上申している。この合戦は観応擾乱における将軍足利尊氏方と弟直義方との最大規模の合戦で、「太平記(巻三〇薩多山合戦事)に詳述されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 駿河

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む