梅中軒鴬童(読み)バイチュウケン オウドウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「梅中軒鴬童」の解説

梅中軒 鴬童
バイチュウケン オウドウ


職業
浪曲師

本名
美濃 寅吉(ミノ トラキチ)

生年月日
明治35年 2月24日

出生地
京都府 京都市上京区

経歴
関西浪曲界の最後の大看板。生涯、師につかず、明治、大正昭和にわたって活躍した。文章も達者で、昭和40年には半生をつづった「浪曲旅芸人」(青蛙房)を出版、後にNHKテレビで「流れ雲」としてドラマ化されるなど話題を呼んだ。戦後、浪曲親友協会会長を数期務めたのち、45年からは名誉会長。平成10年上方演芸殿堂入り。

受賞
NHK放送文化賞(第28回)〔昭和52年〕

没年月日
昭和59年 10月30日 (1984年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「梅中軒鴬童」の解説

梅中軒 鴬童
バイチュウケン オウドウ

大正・昭和期の浪曲師



生年
明治35(1902)年2月24日

没年
昭和59(1984)年10月30日

出生地
京都市上京区

本名
美濃 寅吉(ミノ トラキチ)

主な受賞名〔年〕
NHK放送文化賞(第28回)〔昭和52年〕

経歴
関西浪曲界の最後の大看板。生涯、師につかず、明治、大正、昭和にわたって活躍した。文章も達者で、昭和40年には半生をつづった「浪曲旅芸人」(青蛙房)を出版、後にNHKテレビで「流れ雲」としてドラマ化されるなど話題を呼んだ。戦後、浪曲親友協会会長を数期務めたのち、45年からは名誉会長。平成10年上方演芸殿堂入り。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android