梅南小路(読み)ばいなんこうじ

日本歴史地名大系 「梅南小路」の解説

梅南小路
ばいなんこうじ

[現在地名]飯田市通り町四丁目

堀端の西、追手門の北を東西に走る通り町の道筋の西端に位置する。

元和(一六一五―二四)の頃大雄だいおう寺の住持梅南の隠居所があったことから梅南小路と称することになったといわれる。「伊那郡神社仏閣記」に「元和七年八月大雄寺の住持梅南和尚、城主脇坂淡路守安元に隠居地を願い、大横町の裏御囲堀の内にて賜封、大雄寺をば弟子こう山に譲渡し、彼地にて開基す、云々。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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