梟木(読み)きょうぼく

精選版 日本国語大辞典 「梟木」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぼく ケウ‥【梟木】

〘名〙 さらし首をかける木。獄門台
歌舞伎傾城黄金鱐(1782)五幕「盗賊の身の果は、アレあの通りの梟木(ケウボク)に懸り、遂には野晒しとなる死恥

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デジタル大辞泉 「梟木」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぼく〔ケウ‐〕【×梟木】

さらし首をかけておく木。獄門台。

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