梟木(読み)キョウボク

デジタル大辞泉 「梟木」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぼく〔ケウ‐〕【×梟木】

さらし首をかけておく木。獄門台

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「梟木」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぼくケウ‥【梟木】

  1. 〘 名詞 〙 さらし首をかける木。獄門台。
    1. [初出の実例]「盗賊の身の果は、アレあの通りの梟木(ケウボク)に懸り、遂には野晒しとなる死恥」(出典歌舞伎傾城黄金鱐(1782)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android