梢頭(読み)ショウトウ

デジタル大辞泉 「梢頭」の意味・読み・例文・類語

しょう‐とう〔セウ‐〕【×梢頭】

こずえの先端

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「梢頭」の意味・読み・例文・類語

しょう‐とうセウ‥【梢頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. こずえのさき。枝のさき。
    1. [初出の実例]「春深却訝春猶浅。纔見梢頭三四花」(出典:冷泉集(1569頃)見落花)
    2. 「美しき朝〈略〉小鳥梢に囀ず。梢頭針の如し」(出典:武蔵野(1898)〈国木田独歩〉二)
  3. 尽きるところ。尽きる時。
    1. [初出の実例]「七月梢頭天始涼、紫宸南庭排御牀」(出典:六如庵詩鈔‐二編(1797)四・題友人所蔵相撲節会図)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「梢頭」の読み・字形・画数・意味

【梢頭】しようとう

梢末

字通「梢」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android