精選版 日本国語大辞典 「梵志」の意味・読み・例文・類語 ぼん‐し【梵志】 〘 名詞 〙 ( 「ぼんじ」とも。宇宙最高の原理である梵を志す者の意 ) バラモンの別称。また、その族から出た僧。[初出の実例]「梵志之求レ道十二年。師逾二二十年一」(出典:本朝文粋(1060頃)一二・為僧正覚慶答大宋国奉先寺和尚牒〈大江匡衡〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「梵志」の意味・わかりやすい解説 梵志ぼんじbrāhmana 婆羅門と音写。「梵」は清浄の意味。婆羅門は清浄な修行をし,宇宙の最高原理であるブラフマン brahmanを志求して,梵天に生れようと志すものであるから,梵志という。また,四住期の学生期にある婆羅門を特にさす場合があり,婆羅門の学生一般を梵志ということもある。 (→バラモン ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by