棚橋一郎(読み)タナハシ イチロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「棚橋一郎」の解説

棚橋 一郎
タナハシ イチロウ


肩書
衆院議員(国民党),郁文館創立者

生年月日
文久2年11月13日(1862年)

出身地
美濃国揖斐郡揖斐川町(岐阜県)

学歴
東京大学文学部和漢文学科〔明治16年〕卒

経歴
中村敬宇、井上円了に師事し、漢文・東洋史を修める。一高教師、女子高等師範教授などを歴任。明治22年郁文館を創立し、36年からは母が創った東京高等女学校でも教育に携わる。また21年政教社設立に同人として参加、雑誌「日本人」(のち「日本及日本人」)を発行。衆院議員、東京市議会副議長もつとめた。編著書に「英語大辞典」「仏教之前途」「論理学校授書 演繹法」「万国大年表」など。

没年月日
昭和17年2月7日

家族
母=棚橋 絢子(東京女子学園創立者) 父=棚橋 大作(松邨)(漢学者)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android