棚牛(読み)たなうし

精選版 日本国語大辞典 「棚牛」の意味・読み・例文・類語

たな‐うし【棚牛】

〘名〙 砂・石の多い河川で堤防保護のため設けるもの。丸太などで組んだ三角形の枠を横につなげて組みたて、中に蛇籠(じゃかご)をおもりとして入れたもの。水中に置き流水方向を変える。
※隄防橋梁積方書(古事類苑・政治九五)「一、棚牛 拾組、但〈四尺小間九尺小間〉重籠弐間籠拾八本、但壱小間弐本づつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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